万葉草ファーム/日本茜栽培

日本の伝統染料植物 日本茜の栽培

弱々しい日本茜の苗 室内栽培での失敗

日本茜の発芽率を高くしようと室内で栽培してみました。
思ったように育たず、子葉の段階で幼軸が徒長したように伸びてしまいました。

これは、日光の量、あたる時間が少ないため、光を求めて幼軸が伸びた結果です。
非常に弱々しいですが、日本茜の苗が生きるために頑張った証とも言えます。

日本茜の子葉

この苗は、気温が20度近くになった日に外で日光にあてたところ、幼軸の真ん中あたりで折れてしまいました。

ただ、そのまま潅水をし続けていたところ、見事に2つの新芽が出てきました。
新芽と枯れた茎が、一緒に写っています。

伸びすぎた幼軸をあえて切ってそのまま潅水だけしていたこの苗からも、新芽が出てきました。

日本茜の幼軸を切断後に発芽


茎が倒れてしまっても、根が成長していれば新たな新芽が出てきます。

ビニールの本格的な温室で十分に日光をあてることが大切です。