万葉草ファーム/日本茜栽培

日本の伝統染料植物 日本茜の栽培

紫草

枯れる紫草

2カ月位前の元気に成長していた紫草です。 それが今では次々に枯れてしまい、全滅するのも時間の問題となりました。枯れた株は、根がほとんど育っていませんでした。病気ではないと思う…完全に育てている土壌環境の問題。この失敗を来年に活かしたいと思いま…

紫草の花

畑の紫草がここ1~2週間で急激に成長し、草丈は40cmを超えました。茎の分岐は少なく、しっかりと直立しています。 株の先端には花蕾ができます。いくつもの蕾が花の開花を準備させています。 その蕾から待ちに待った花が開花してくれました!花は1cm位で5…

フィボナッチ数列と葉序

畑で栽培している紫草が、立派な立ち姿になってきました。 これを真上から見ると美しい葉の並びになっており、葉が隙間なくきれいに空間を埋めていることがわかるかと思います。 葉は茎から生えてきます。でも、自由気ままにランダムな茎の位置から生えてい…

猛暑で枯れた日本茜と紫草

先週は殺人的な気温が続きましたね。群馬県伊勢崎市で40度を超える日が何度もあり、全国ニュースになりました。私が住んでいる市は、伊勢崎市の隣の高崎市なのですが、高崎市もほぼ同じ気温です。私はサラリーマンなので、週末しか畑に行くことができないた…

紫草とムラサキ

日本の植物の名前は、「和名」と「学名」があります。和名は、必ず一つの植物につき一つではなく、地域によってさまざまな名前がありますが、その中で最も一般的と考えられる一つを標準の「和名」とし、それ以外を「別名」と読んで区別するそうです。学名は…

紫草の本葉

最近、ブログの出番が少ない紫草の苗ですが、立派な本葉が生育中です。 出番が少ない理由のひとつとして、紫草の苗は発芽してからは特に大きな問題もなく成長をしており、手がかかっていないからです。日本茜の苗は、立ち枯れては、新たな芽が出て、そして枯…

色の文化「冠位十二階」

日本で初めて身分の序列に「色」を利用したのは、603年に制定された「冠位十二階」です。 朝廷に仕える役人さんを12の階級に分け、その階級ごとに決めた色の冠をかぶるというものです。今で例えると会社の役職(部長、課長、係長・・・)ごとに決めた色の帽…

紫草の発芽過程

紫草が発芽し始めました!決して発芽率はよいとは言えませんが・・・ 種皮から出た幼根が土の中にもぐってから2~3日後、種皮を被った幼軸がムクムクと出てきます。 自分の力で種皮を割って、帽子を脱ぎます。 立派に子葉を展開しました。 子葉は、生育初期…

紫草の発根

ようやく紫草の種から発根を確認できました。種皮が割れ、そこから白い根が顔を出しています。 画像が少しぼやけていますが、根の先端にカビが生えているように見えます。 しかし、これはカビではありません。根にとってとても大事な部分なんだと考えます。…