1、1、2、3、5、8、13、21、・・・
この数字の並び順には、ある規則があります。
「前の2つの数字を足した数が並ぶ」
1+1=2
1+2=3
2+3=5
・・・
これが「フィボナッチ数列」です。
だから何?
と思われるかもしれませんが、実はこれ、すごいんです。
自然界には、この数列に従っているものがたくさんあるんです。
更にフィボナッチ数列の奥深い点をご紹介します。
先ほどは足し算でしたが、今度は割り算をしてみます。
フィボナッチ数列をひとつ前の数字で割ってみましょう。
3÷2=1.5
5÷3=1.67
8÷5=1.6
・・・
これを繰り返していくと、ある数値に近づいていきます。
1.618
比率に用いると1対1.618。
そうです、この比率は、「黄金比」であり、「神の比」とも呼ばれています。
人が最も美しいと感じる比率と言われています。
黄金比が使われているものとして、身近な例では A4サイズなどの紙だったり、モナリザの絵、Appleのロゴマークなど数えればキリがないほど古今東西で使われています。
フィボナッチ数列のすごさは、人間の力が及ばない自然界で確認することができます。
子供の頃によく考えていた「宇宙の外は何があるの?」といった謎の答えをフィボナッチ数列は知っているんじゃないかと思えてしまいます。
自然界の中でのフィボナッチ数列のすごさを今後、ご紹介していきたいと思います。