万葉草ファーム/日本茜栽培

日本の伝統染料植物 日本茜の栽培

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

日本茜の引っ越し

昨年、自宅の庭で1年目を過ごした日本茜。今年は、畑を借りることができたので、そちらに引っ越しさせます。まずは、根を傷つけないように少しずつ周りの土を避け、がばっと土ごと堀り上げます。 日本茜の根は黄色から黄みを帯びた赤色をしています。この根…

紫草の本葉

最近、ブログの出番が少ない紫草の苗ですが、立派な本葉が生育中です。 出番が少ない理由のひとつとして、紫草の苗は発芽してからは特に大きな問題もなく成長をしており、手がかかっていないからです。日本茜の苗は、立ち枯れては、新たな芽が出て、そして枯…

色の文化「冠位十二階」

日本で初めて身分の序列に「色」を利用したのは、603年に制定された「冠位十二階」です。 朝廷に仕える役人さんを12の階級に分け、その階級ごとに決めた色の冠をかぶるというものです。今で例えると会社の役職(部長、課長、係長・・・)ごとに決めた色の帽…

日本茜の棘

地植えの日本茜が、新芽が芽吹いてから1ヵ月も経たない中で、異様な大きさに育っています。1mほどの広さに茎が、広がっています。今年、畑に移植しようと考えていましたが、この大きさになると無理ですね。あきらめてこのまま、庭で育てます。 日本茜は茎と…

日本茜の苗 立枯病のように倒れる理由

発芽してから18日経過した日本茜の苗です。一見すると苗立枯病で倒れてしまったように見えますが、これは病気で倒れているのではないのです。 日本茜は1本の茎が太く大きく育つのではなく、たくさんの細い茎を長く伸ばすことで大きくなっていきます。そのた…

日本茜の新芽の成長と特徴

3月16日に撮影した庭の自宅に地植えしている日本茜の新芽が出た時の写真です。 3月16日撮影 それから17日が経過した4月2日に撮影した同じ株です。 4月2日撮影 17日間でたくさんの芽が吹き出し、こんなに大きく成長しました。茎は、はち切れんばかりに四方八…